

太陽光発電とは太陽の光エネルギーを交流電流に変換して家庭で利用するシステムです。太陽光発電システムを設置すると、電源は太陽電池と電力会社から購入する2種類です。
太陽光発電システムで発電された電気を優先的に使用し、無駄なく運用します。
また余った電気は電力会社が全て買い取ってくれます。
システム構成 | 太陽光を即時に電気(直流電力)にし、それを交流電流に変換してご家庭内で活用します。また、電力を売買するためのメーターや配線などを設けます。 |
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(1) 太陽電池で発電した電気をパワーコンディショナへ(直流電流)
(2) パワーコンディショナで変換し家庭内へ(交流電流)
(3) 売電・買電(交流電力)
太陽光の光エネルギーを電気エネルギー(直流電流)に変換します。
太陽光モジュールで発電した電気を集めてパワーコンディショナに送ります。
太陽光電池モジュールで発電した直流の電力を、家庭で使う電気(交流電力)に変換します。
パワーコンディショナで変換された電力は、分電盤から家庭内の電気製品に送られます。
太陽光発電して家庭で使い切れなかった電力は自動的に電力会社へ売ることができます。その売電電力量を計るメーターです。
夜間や雨の日などは、これまでと同様に電力会社から電力を買います。どれだけ買ったかを計るメーターです。
太陽光発電は太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する仕組みです。
普段の生活では何もしなくても発電して、生活用の電気の一部として利用できます。
太陽光発電システムを設置することで、ご家庭の光熱費をらくらく節約。また、ご家族皆様の省エネ意識を高めることができます。
例えば、あまり電気を使用しない、昼間に太陽光発電システムでたくさん発電することができれば、電力会社から振り込まれる電気代と電力会社に支払う電気代の差額がプラスになるかも!?
太陽光発電では発電した電力のうち使われずに余った電力が売電対象となります。
例えば、あまり電気を使用しない、昼間に太陽光発電システムでたくさん発電することができれば、電力会社から振り込まれる電気代と電力会社に支払う電気代の差額がプラスにるかも!?
太陽光発電は、自然のエネルギーである太陽光だけを使う発電システムなので、石油や木炭と行った化石燃料を一切使用しません。
また、太陽光発電はCO2排出量を減らし、地球温暖化防止に貢献します。
例えば、3.87kWシステムの場合、静岡市の年間予測発電量は4,450kWhh(※1)。CO2の排出削減量(※2)は年間約1,400kg-CO2になります。これは、平均的な一世帯の家庭から排出される温室効果ガス(約5,600kg-CO3(※3))の約25%を削減できることになります。
設置について
発電を最大限に活用する為には、日射量の最も多い南側に設置する事をお勧めします。
東側・西側に設置した場合でも、発電量は南側に設置した場合の約85%となりますが十分発電に適した方位となります。また、屋根に設置する角度は、太陽が真南にあるときの太陽高度に対し太陽電池のガラス面が垂直になるような角度で設置した場合が一日の発電に電力量としては最大となります。30度が最適と言われております。
太陽光パネルに使用している単(多)結晶シリコンは、外気温が1℃上がると発電効率が約0.5%低下し、外気温が1℃下がると0.5%発電効率が良くなります。つまり、季節による『外気温の変化』と『日射時間の変化』により、発電量は変わります。地域により気象条件が異なりますので一概には言えませんが、大阪の場合、1年の中で5月が最高の発電量となります。 (注)NED全国日射関連データマップより
太陽光が受けられる場所であれば設置可能です。
但し、積雪などで太陽光パネルに入射しなくなれば発電量は低下します。
※積雪量などによっては設置できない地域があります。
全ての太陽光発電システムが発電しないというわけではありません。影の影響にも強いタイプの太陽光パネルもございますので、詳しくはお問い合わせください。
屋根素材によっても変わりますが、施工方法もメーカー指定の施工方法を用いた上、メーカーが指定する防水処理も致しますのでご安心ください。また、定期点検時には防水された部分も点検いたしますのでご安心ください。瓦屋根の場合は、支持金具工法もしくは支持瓦工法と言う工法で施工いたしますので、瓦には穴を空けません。
建築基準には様々な強度が要求されており、特に屋根の場合は屋根に載せる屋根素材の数倍の対強度を求められます。太陽光パネルの重量・架台の重量は1枚当たり10Kg前後で重みを分散し施工いたしますので屋根に多大な負担がかかるとは考えにくいです。また、各メーカーも十分に考慮し設計しておりますので、ご安心ください。
はい。お家の中にも機器を設置しますので、室内にもお邪魔いたします。
但しその際は当然、お客様のご都合をお伺いいたしますのでご安心ください。
各ハウスメーカーの補償では残念ながら補償外と言われるところが多いと聞きます。プラクティスで太陽光発電システムを設置いただいたお客様に万が一、設置部分の雨漏れがあった場合には当社が責任を持って対処いたしますので、ご安心ください。(責任施工/AIU保険)
お家の室内には、分電盤近くにパワーコンディショナー、お家の皆様がおくつろぎされるリビングに発電モニターを設置いたします。
当然設置が可能です。
塩害対策が必要な地域にはそれぞれ専用のモジュール、架台が用意されています。
可能です。しかし、太陽光パネルから接続までの距離・ケーブル線の長さ等が長くなれば発電した電気がロス(効率のロス)される可能性がありますので、お勧めはいたしません。
太陽電池モジュールおよび架台の重さは、同面積の和瓦に比べ1/4〜1/5と軽く、屋根への荷重は通常の家では問題ありません。
太陽電池モジュールおよび架台の重さは、同面積の和瓦に比べ1/4〜1/5と軽く、屋根への荷重は通常の家では問題ありません。また、ねじれ・振動などの確認試験や強度計算等充分な検討をした上で設計されています。
屋根への太陽電池の取り付け強度は、建設基準法にもとづき(旧基準法では風速60m/s地上15m)の強風にも耐えるよう設計されていますのでご安心ください。
高さは地上13m迄です。
機器について
太陽光発電システムは全て自動運転しますので操作は不要です。
ごく稀に太陽光発電システムが作動する際に、小さな音がする場合がありますがこれは室内に設置しているパワーコンディショナーが作動するときに出る音ですので故障ではありません。
停電時には自動的に運転を停止しますが、太陽光発電システムの作動時間帯であれば手動で自立運転に切り替える事で、発電した電気を1,500wを上限にご家庭内で電気を使うことが出来ます。 ※天候や季節、時間帯によっては発電が不安定になる場合がありますのでご注意ください。
発電量は落ちますが、発電はします。
太陽光発電システムの発電量は1年間を通して各地域ごとの年間発電量でご提案いたします。
落ち葉や電柱の影になった部分では抵抗が大きくなり太陽電池全体の瞬間発電電力が大きく低下する場合があります。
プラクティスでは、現場調査の際に施工スタッフが現状考えられる設置場所にかかる障害物の調査もさせていただきます。
太陽光パネルのガラス面はJIS規格強度適合品で雹が降っても大丈夫です。
また、重量も同面積の和瓦に比べ1/4〜1/5と軽く屋根面への負担も少なく安心です。
※JIS規格強度;高さ1mから227gの鋼球を落としてこれに耐えれる強度を指します。
太陽電池が受けた、太陽の光エネルギーがどれだけ電気エネルギーに変換する事が出来たかを示す値です。
一般的な太陽電池(結晶系シリコンなど)は、気温が高くなると出力が低下する性質を持っています。
しかし、太陽電池の種類によっては優れた温度特性によって夏場の高温時でもしっかり発電するものもありますので、詳しくはお問い合わせください。
過去30年間に太陽電池が直接落雷を受けたという事例は極めて稀です。
一般の屋外設置の電気機器でもごく稀に被害を受ける例もありますが、これらは直接落雷ではなく、間接的な誘導電流が流れることによって受ける被害です。一般住宅として屋外に設置されている他の電気機器同様、太陽電池だからといって落雷を受け易い理由はありません。
落雷の懸念が全くないわけではありませんが、太陽電池システムとしての落雷対策は、回路内に一定性能のサージアブソーバ(避雷素子)等を設置して誘導雷対策を行い、被害を食い止める策をとっています。
期待寿命については太陽電池モジュールで約20年以上です。その他の機器は設計寿命が10年程度の部品を使用しています。
プラクティスでは太陽光発電システムをより末永くご使用いただく為に、定期的な点検を推奨しております。
(メーカーの推奨は5年に1回)
売電(電気料金)について
2017年度の買取額は住宅用が28円/kWh、非住宅用が21円/kWhで電力会社に余った電気を売る事が出来るようになりました。
(抑制対象地域は30円/kWh)
この買い取り金額は10年間保証されています(発電設備等に変更がない場合)。なお、この制度により、電力会社が買い取りに必要とする費用(太陽光サーチャージ;太陽光発電促進付加金)は電気を利用する全ての方が負担することになっています。
※太陽光サーチャージー単価は、各電力会社により異なります。
発電した電気は、優先的に家庭内で消費します。消費せずに余った電気は電力会社に売れて行きます(売電)。つまり金額で表すには、下記のA+Bとなります。
消費した電力量×買電単価=A
売電した電気量×売電単価=B
お家の電気の使用量により異なりますが、1日の総発電量から1日の自家使用電気量を差し引いた電気量が基本的には売れていくことになります。
ただし、天候や季節、設置地域により発電量は異なりますので、プラクティスではご提案の際に営業スタッフが各ご家庭にあったご提案をさせていただきます。
生活形態により大きく異なるため一概には言えませんが、一般家庭が使用する平均年間消費電力は※約5,500Kwとされておりますので、5Kw相当の太陽光パネルを設置すれば、ほぼまかなうことは可能です。
※(財)省エネルギーセンターHPデーター 総合エネルギー統計 平成15年度版(平成12年国勢調査)
ご自宅の電気のご使用状況にもよりますが、太陽光発電で作った電気はお昼間優先的にご自宅で消費し、余った電気が売れて行くシステムとなります。
従いまして、お昼間の電気代がほとんどかからなくなりますので、電気代はお安くなります。
基本的には、同名義人となります。
また、補助金をご利用される場合は、同名義人が必須となります。
太陽光発電システムを設置した後に、地域の電力会社が余剰電力メータ(電気を売る為のメーター)の設置にご訪問いたします。
(目安として太陽光発電システム設置後2〜3週間)その後、システムのご使用が出来るようになります。
アフターメンテナンスについて
基本的には不要です。パネルについた汚れやほこりなどは風雨によって流されるため、掃除の必要はありません。
ただし、鳥の排泄物や落ち葉が大量に積もった場合は取り除く必要があります。 プラクティスでは定期点検を推奨しております。
(※1年目は無料。2回目以降は有料15,000円/回となります。)
その他
期待寿命については太陽電池モジュールで約20年以上です。その他の機器は設計寿命が10年程度の部品を使用しています。
プラクティスでは太陽光発電システムをより末永くご使用いただく為に、定期的な点検を推奨しております。
太陽光パネルは表面が強化ガラスで覆われ、それを取り巻く外枠もアルミ製で錆びには強い素材で出来ています。
また、太陽光パネルを設置する架台も各メーカー錆びに強い架台を使用しておりますので錆びへの対抗性は高い設計となります。
現在のところのデメリットと言えば、まだまだシステム自体が高価と言う事になります。
プラクティスは、日本の屋根に少しでも多く太陽光発電が設置できるよう、企業努力で太陽光発電システムを格安で提供しております。
太陽光パネルメーカーは国内外でも多数のメーカーがあります。
なかでも国産メーカーは太陽電池の実績も豊富で安心できるメーカーです。
パネル自体も、単結晶タイプ・多結晶タイプ・アモルファスタイプ・CISタイプ等々がございます。
プラクティスでは、お客様のお家に合った最適な商品をご提案いたしますので何でもご相談下さい。
太陽光発電システムを設置する場合は、屋根の傾斜角度に応じた設置をしますので、余程の大雪でない限り滑り落ちます。
結晶シリコン系を使用した単・多結晶タイプと呼ばれるもの、またアモルファスと言う薄膜を結晶シリコン表面に施したハイブリットタイプ銅・イジウム・セレンと言った元素を使った薄膜系の太陽電池等があります。
太陽光発電システムを移設する事は可能です。
その場合は、プラクティスにご相談ください。
少し専門的になりますが、太陽電池は結晶シリコンを加工した「N型半導体」と「P型半導体」の2種類を使って電気を起こします。半導体に光が当たると対の「電子(−)」と「正孔(+)」が生まれ「N型半導体」には(−)が、「P型半導体」には(+)が集まり、両方の電極に銅線をつなぐことにより電気を取り出すことができます。 ※1種類の半導体(N型又はP型)だけでは(+)と(−)がすぐに結合してしまい電気が流れなくなるので異質のN型とP型を接合して太陽電池を作ります。
1.施工前ご挨拶し、工事確認します。
2.設置面及び設置方位を確認します。
3.パネルを搬入します。
4.荷上げ用電動スライダーを組み立てて太陽光 パネルを荷上げし ます。
5.屋根上まで電動スライダーが届くように設置し、安全に作業できる ように準備します。
6.設計図面に従い、設置面に墨だし準備します。
7.金具取り付け位置に墨だしします。
8.これで各金具位置用の墨だし完了です。
9.金具・ビス・ボルト・補強板などが梱包されています。
10.スレート金具裏面には防水用のシートが貼ってあり、ビスを打ち込む事により防水効果を高めます。
11.スレート金具を裏面シールをはがし仮止めします。
12.スレート用ビスをインパクトドライバーで取り付けます。
13.あらかじめ施工面に塗布する事 により、シーリング材の接着性を 向上させます。
14.全ての金具をビス固定します。
15.防水シーリング材を添付しコテ押さえます。
16.シーリング材をコテ押さえし、架台下地材を取り付けします。
17.屋根ロップと親綱を設置し安全に施工します。
18.専用金具に縦架台を固定します。
19.全ての架台を取り付けボルト締めしました。
20.各太陽光のパネル間のアース線を配線しつなぎます。
21.各太陽光を繋ぐケーブルを配線します。
22.太陽光より接続箱送る配管をします。
23.下部より順番にパネルを取り付けケーブルを繋いでていきます。
24.全てのパネルを設置しました。
再生可能エネルギー固定買取価格制度の価格はどんどん低下しています。
一方電気料金は燃料費の変動や電力の自由化に伴って上昇が懸念されています。
今後、欧州のように太陽光発電が売電から自家消費へ移行する時代に備え、今から安心してお使いいただけるよう太陽光発電とともにハイブリッド蓄電システムのご提案を致します
*1海岸から500m以内で、直接、海水しぶきがかからない場所なら設置できます。
*2併設できるパワーコンディショナの条件は、システム併設例をご確認ください。
*3出力制御に対応するためには、別途、インターネットでの接続が必要となります。
*4ECHONET Lite対応機器とは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムが発行したECHONET Lite規格に準拠した機器です。ECHONET Liteは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムの登録商標です。
余剰電力は売電して、夜間電力で蓄電池に充電し、朝夕は蓄電池から電気を使って電気代を節約します。
蓄電池の残量を確保して万一の停電時に使用できるようにしまう。(残量は設定で変更可能)
余剰電力は蓄電池に充電して、朝夕夜間までできるだけ自家消費を優先する運転モード。